かすみミュージックスクールのメソードが出版されています
かすみミュージックスクールのメソードが本になりました!
- 伸びる!伸ばす!『ピアノ 発表会 10の実例』
- 『生徒を伸ばす! ピアノレッスン 大研究』【導入編】
- ピアノの先生に知ってほしい 乳幼児の発達とレッスン~1歳・2歳の指導法~
- ピアノの先生に知ってほしい 乳幼児の発達とレッスン~3歳・4歳の指導法~
「乳幼児の発達とレッスン」は、東京のPTNA本部で平成27年10月より行われている、
指導者育成コース講座の教材としても使用されています。
(書籍の紹介は、「書籍」ページをご覧ください。)
かすみミュージックスクールは『幼児の音楽教育』に大変力を入れて研究・実践しています
- 楽譜をよむこと
- 指を動かすこと
その前に、音楽が大好きになる為に、ピアノが上手になる為に不可欠なことがあります!
音楽の基礎力をつける為に、幼児期に何が必要で、何を身につけておかなければいけないでしょうか?
- 聴力(音感)
- リズム感(絶対リズム=芸術的なリズム感)
- イメージ・即興力
です。
聴力(音感)
人間の聴力は満3歳のお誕生日に(もちろん個人差がありますが)その人が持っている最高の聴力になるといわれています。
そして、それが満5歳のお誕生日まで続くとされています。
その後、聴力は徐々に下降していきます。
つまりその期間(3歳~5歳の間)に、音感(絶対音感)を身につけさせてあげること、
できたらそれ以前(3歳前)にその準備をしてあげることが大切です。
かすみミュージックスクールでは、2歳より音感訓練をしております。
(ハタを使って、絶対音感の訓練を一人でしています。)
※幼児期に二人以上のお友達と音感訓練することは、絶対音感にとって大変危険なことです。
絶対に避けなければなりません。
「なぜ二人以上で訓練してはダメなの?」
二人以上で音感の訓練をすることは「音当て」をすることで、良い音感の訓練にはなりません。
競争意識を芽生えさせ、絶対的聴き取りではなく、相対的聴き取りになってしまします。
リズム感(絶対リズム=芸術的なリズム感)
音符の長さを教えていませんか?
「=タン、=ターアン、=ターアーアン、=ターアーアーアン」
あるいは、「1・2・3・4・・・」など。
これらは、リズムを教えることを教えることで、頭で考えてしまう子を作ってしまいます。
やはり絶対に避けなければいけません。
正しいリズム感が付かなくなってしまいます。
幼児期にリズム感を体の中に会得することによって、教えなくてもリズムが分かる子供にしてあげましょう。
音価を体で感じられることが、真の音楽のリズムを感じる第一歩です。
①~③:未入園児のリトミック
ピアノに合わせていろいろな体験をしています。
(ただし、聴力に良くない音当てやリズムを数えることはしていません。)
④:年少のグループレッスン
音楽(ピアノ等)に合わせて体でリズム感を感じる練習をしています。
かすみミュージックスクールでは、未入園児(満1歳のお誕生日から)のリトミックで、
体現リズムを感じられる子供にしています。
年少さんからのリトミックで絶対リズムを体に身につけることをしています。
イメージ・即興力
イメージは、しっかり整頓された多くの引き出しを作ってあげることによって膨らみます。
(たとえば、ゾウを見たことがない子供にゾウの話をしても、しっかりとしたイメージは出来ないように。)
幼児の始めのレッスンから、しっかり、分かりやすく、的確なポイントを一つ一つ 「引き出し」としてレッスンしていきます。
楽しく遊びながらレッスンをしていくことによって、その1回目からしっかりと階段を上っていく子供にしていきます。
音楽と遊べる、子供を作るのです。
かすみミュージックスクールでは、幼児のグループレッスンを通して、イメージの聴き方を勉強します。
最初の個人レッスンから、ピアノを使って即興を遊びながら勉強していきます。
① :紙芝居を使って、イメージをふくらませています。
②③ :イメージの引き出しを作るグループレッスン(年少さん)です。
④ :そのイメージをまとまるために、本に色ぬりをしています。(年少さん)
⑤⑥ :年少さんのピアノレッスン風景です。
カードを使ったり、色塗りをしたり、いろいろ遊びながら大切なポイントをひとつひとつしっかり学んでいきます。
まず始めの第一歩、これが一番大切です!
音楽の第一歩をとても大切な物です。真っ白な画用紙に絵を描いていく作業と同じといえるでしょう。
最初を間違って、あるいは悪い癖をつけてしまってからそれを直すのは、とても大変なことです。
この大切な幼児期(1歳~)から、かすみミュージックスクールは自信を持って皆様をお待ちしております。